マイクロ流体チップは、バイオや化学分析(システム)をマイクロスケール化する目的で、溶液の混合、反応、分離、精製、検出など様々な化学操作をミクロ化し、半導体製造技術(微細加工技術)を用いて基板に集積化するものです。
また、微量試料の取扱いで、チャネル内、またはチャネル周辺に流体制御素子(マイクロポンプ、マイクロバルブ、マイクロミキサ、フィルタ、センサ)や周辺回路、検出系等を集積化した化学分析システムをμ-Tas(微小化学分析システム)、Lab-on-a-chip(ラボオンアチップ)と呼ばれています。(またはマイクロリアクター)
これは例えばサンプル注入、前処理、攪拌、混合、反応、生成物の単離・精製、検出などを1チップ上で行なおうとするものです。この分野はゲノム研究の他に、環境、食品、医療、創薬、ヘルスケア(POC化)など幅広い分野での発展が期待されており、、技術分野は化学、生化学からMEMS、半導体分野、にわたって広範囲の領域であると考えられます。化学分析システムを手のひらサイズに小型化することで、省エネ・省力・省スペース、環境負荷低減(容量の減少)、安全面等の環境を配慮した利点が期待できます。
弊社はこのようなバイオとMEMS(マイクロマシン)技術が融合する領域(バイオMEMS、バイオデバイス)を発展させ、様々な分野にお役に立てることができればと考えています。 |
マイクロ流体チップの利点
・環境負荷、時間、コスト低減
・安全性
・高い反応効率(効率化)
・微量なため、持ち運び(輸送)、使い捨てが可能。
・小型化(省スペース)
・自動化(省力化)
マイクロ流体チップの用途例
・電気泳動
・フロー系、流体挙動(流体制御実験)
・μポンプ送液
・分析前処理
・濃縮、分離
・抗原抗体反応
・細胞培養、コンタクトプリント
・試料固定、表面修飾
・有機合成反応
・油滴作製
・溶媒抽出
マイクロ流体デバイス技術の応用可能性
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